一文明が終わり荒廃した街。
そんな中にさす紅一点。
彼女は元気で明るく生きている。

住み慣れてしまった東京の街をふと見上げて
「この場所、廃墟にしたらどれくらい荒廃するだろう」
と思ったことがきっかけでした。

でも改めて形にするとなるとただ荒廃させるのは面白くない。
そこには原因があり、ちょっとでも自然であるべきだ。
廃墟と言っても出来たてほやほやな廃墟というよりかは
自然の一部になっているところまで風化させたい。
そしてそこには元気に暮らす人たちがいる。

こうした喧騒と閑静をもつ世界で
元気に暮らす物たちを描いてみたいと
始めたのが「境奏戯画-Kyoso giga-」になります。

まだまだ作品としては少ないですが、
少しずつ着々と増やせていけたらと思っております。
どうぞ末長く見守ってやってください。

2022.11.04 fri
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